東アジア共同体研究所

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【東アジア共同体研究所(E​ACI) News Weekly Vol.124 「東アジア共同体研究入門連続講義始まる」】

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    EACI News Weekly 第124号(5月26日号)
  東アジア共同体研究所(East Asian Community Institute )
    http://eaci.or.jp/

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【目次】

【1】《今週のニュース 2017/5/20-2017/5/26》
  政治(3)、経済(3)、国際(4)、社会(2)

【2】《UIチャンネル放送予告 No.201》
 第201回UIチャンネル放送「大浦湾の大自然」 講師:牧志治氏(写真家)
 http://ch.nicovideo.jp/eaci/blomaga/ar1272157

【3-1】《EACIレポート》
  憲法9条は改正可能なのか? 安倍政権の描く「加憲」のシナリオ
 (まぐまぐニュース/高野孟)

【3-2】《EACIレポート》
 【連続寄付講座】
「東アジア共同体研究入門―『国際的平和の島』実現に向けて」がスタート!
(共催:沖縄キリスト教平和研究所、東アジア共同体研究所)

【4】《研究員コラム》
 「東アジア共同体研究入門 連続講義始まる」
緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)

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【1】《今週のニュース 2017/5/20-2017/5/26》
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【政治】
■「抗議中身ない」国連報告者が反論 「共謀罪」懸念書簡
(朝日新聞 2017.5.23)
http://digital.asahi.com/articles/ASK5R3QFXK5RUTIL016.html

■米軍 グアム移転計画の見直し検討
(FNN 2017.5.25)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00359302.html

■「負担軽減」、米軍戦略が左右 沖縄海兵隊のグアム移転
(琉球新報 2017.5.26)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-502677.html

■辺野古の海に延びる護岸 新基地着工1カ月
(沖縄タイムス 2017.5.25)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/99033

【経済】
■TPP11、早期発効へ閣僚声明 米復帰にも道
(日経新聞 2017.5.21)
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK21H0G_R20C17A5000000/

■トランプ氏のG7デビューは対立回避か、テロとの戦いに焦点
(bloomburg 2017.5.26)
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-26/OQJHUA6JTSEA01

【国際】
■ジャカルタ自爆テロ攻撃、ISISが犯行声明
(Newsweek 2017.5.26)
 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/isis-115.php

■南シナ海航行で米艦が「機動演習」、中国の領海主張を否定
(ロイター 2017.5.26)
https://jp.reuters.com/article/usa-south-china-sea-idJPKBN18M0AN

■米軍、南沙で「航行の自由作戦」=トランプ政権下初めて-対中協力に影響も
(時事 2017.5.25)
http://www.jiji.com/sp/article?k=2017052500352&g=int

■モスル百人超死亡の爆発 米軍空爆引き金で
(日テレ 2017.5.26)
http://www.news24.jp/articles/2017/05/26/10362528.html

【社会】
■福井・大飯原発3・4号機 再稼働に向けた審査に合格
(NHK 2017.5.24)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170524/k10010993131000.html

■核なき世界、誓いは今… オバマ氏広島訪問から1年
(朝日新聞 2017.5.26)
 http://digital.asahi.com/articles/ASK5N65XYK5NPITB00V.html
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【2】《UIチャンネル放送予告 No.201》
 第201回UIチャンネル放送「大浦湾の大自然」 講師:牧志治氏(写真家)
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv298976300
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 第201回UIチャンネル放送は沖縄キリスト教学院大学で開催いたしましたシンポジウム「トランプ政権と東アジア」の第1部「大浦湾の大自然」講師:牧志治氏(写真家)をお送り致します。

<牧志治氏プロフィール>
1950年沖縄・コザに生まれ育つ。
業界紙の記者や広告代理店のコピーライターなどを経験して、故郷・沖縄に帰る。スキューバダイビングの指導員やガイドダイバーとして20余年活動。現在、カメラマンとして辺野古・大浦湾をフィールドに撮影している。抗議船の船長、およびヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボー代表としても活躍。
 番組内では質問を受け付けておりますので、コメント欄またはinfo@eaci.or.jpまでお寄せ下さい。

■ 第201回UIチャンネル放送「大浦湾の大自然」 講師:牧志治氏(写真家)
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv298976300

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【3-1】《EACIレポート》
  憲法9条は改正可能なのか? 安倍政権の描く「加憲」のシナリオ
 (まぐまぐニュース/高野孟)
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 「東アジア共同体研究所」理事の高野孟の最新コラムがまぐまぐニュースに掲載されました。

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<新たな改憲ギャンブルに打って出た安倍政権>

 5月21日に千葉市内で、千葉県9条連(浅野健一代表)の年次総会と記念講演会が開かれ、私が安倍政権の新たな改憲策動について講演したので、その内容を要約して紹介する。
安倍晋三首相は去る5月3日の憲法記念日に、日本会議系の改憲派の集会にビデオ・メッセージを送ると共に、同日付の読売新聞で単独インタビューに応じ、それらを通じて「安倍流改憲策動第3弾」の展開に打って出た。
 第1弾は、第2次安倍政権発足直後の13年に言い出した「第96条先行改正論」で、衆参両院による改憲発議を3分の2の賛成から2分の1にハードルを下げようとする案で、安倍首相はこれを「夏の参院選の争点だ」とまで訴えたが、さすがに自民党内からも「余りに姑息だ」といった批判が出て立ち消えとなった。
 第2弾は、安保法制すなわち集団的自衛権解禁のための14年7月の閣議決定による「解釈改憲」で、それを押し通すために内閣法制局長官の首をすげ替えることまでした。そしてそれに基づいて15年9月、安保法制が強行採決された。
 そして今回が第3弾で、今度は2020年までに9条そのものをいじってそれこそ「戦争ができる国」に脱皮するための「9条加憲論」である。
 このように、改憲の内容に関して何ら一貫性がなく、それがダメならこれでどうだとカードを繰り出してくるというのが、安倍首相の改憲姿勢の最大の特徴で、それはつまり内容などどうでもよくて、ともかくも戦後一度も変えられたことのない憲法に自分が初めて手を着けたという実績を作りたいというだけなのだ。刀を振り回して、指先でも肩口でも膝でも、どこでもいいから切りつけて憲法に一太刀浴びせて、改憲の突破口を切り開くことが自分の使命だと思い込んでいるのだろう。しかしこれは彼自身にとっても危険なギャンブルである。

<改憲策動第3弾の柱>

 読売インタビューを読むと、肝心なポイントは2つである。第1は、新憲法施行のタイミングを「2020年」と年限をハッキリ定め…(続きは以下アドレスより)

■《EACIレポート》
 憲法9条は改正可能なのか? 安倍政権の描く「加憲」のシナリオ
 (まぐまぐニュース/高野孟)
  http://www.mag2.com/p/news/250198/2
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【3-2】《EACIレポート》
 【連続寄付講座】
「東アジア共同体研究入門―『国際的平和の島』実現に向けて」がスタート!
(共催:沖縄キリスト教平和研究所、東アジア共同体研究所)
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【連続寄付講座】「東アジア共同体研究入門―『国際的平和の島』実現に向けて」(前期日程 5/28、6/1、6/15、6/29、8/10)がスタートします。(共催:沖縄キリスト教平和研究所、東アジア共同体研究所)
http://www.ocjc.ac.jp/ocpi/ocpi_kouenkai/
【第1回&第2回は5/28に同日開催】
「東アジア共同体構想」  講師: 鳩山由紀夫氏
「中国脅威論の嘘を暴く」 講師: 高野孟氏
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日時:2017年5月28日(日) 14:00~17:30(開場13:30)

会場:沖縄キリスト教学院仲里朝章記念チャペル
    沖縄県中頭郡西原町字翁長777番地

入場:無料

申込方法:
氏名、住所、連絡先を明記の上、メール、電話またはFAXでお申込下さい。
TEL:098-963-8885 FAX:098-963-7858 
Email:info-oki@eaci.or.jp

お問い合わせ先:
東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター 098-963-8885
沖縄キリスト教平和研究所 TEL:098-946-1279

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【4】《研究員コラム》
「東アジア共同体研究入門 連続講義始まる」
緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)
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5月28日(日)から沖縄キリスト教学院大学で沖縄キリスト教平和研究所と東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター共催の連続寄付講座が始まる。タイトルは「東アジア共同体研究入門―『国際的平和の島』実現に向けて」
トップバッターは鳩山由紀夫理事長の「東アジア共同体構想」、次が高野孟理事の「中国脅威論の嘘を暴く」。これが前期の1回目と2回めの講義。場所は仲里朝章記念チャペル。教室ではなく300人が入る教会で実施。
続いての4回は主として学生を対象に(木)午後1時からSHALOM1-1という同時通訳の機器を備えた教室で実施する。
6月1日(木)文化運動としての東アジア「民衆美術」―山口泉(作家)
6月15日(木)エアラインが開く大交易時代―戸崎肇(首都大学特任教授)
6月29日(木)IT情報の歴史と万国津梁―島田勝也(沖縄大学地域研究所特別研究員)
8月10日(木)*1時半から3時半―使用言語:英語―英日同時通訳付
日本のホスピタリティ文化をアジア地域に発信する~ホテル現場の実践事例を通して~
Exporting the “Omotenashi”,the Japanese Spirit of Hospitality,out to Asian Regions:
A study of Actual Cases from Hotel Business
上地恵龍(沖縄キリスト教学院大学特任教授)

かねてから沖縄の大学で寄付講座を実施したいと考えていたが、ようやく実現の運びとなった。後期は東アジア全体の文化・歴史を見渡した講座を並べたい。「アジア麺ロード」はアジアの各国の箸を使って食べる料理の紹介のほかに実際にキャンパスにアジアの屋台を並べて各国の料理を楽しんでもらう。そのほか「東アジア出版人会議」、「東アジア世界遺産紹介」、「青い眼の見た東アジア」などを予定している。

アジアの地域統合へ向けて

来年はさらに規模を拡大し、15回連続の単位取得講座を考えている。キーワードは「東アジア共同体」、「沖縄を平和の要石に」、「キリスト教の果たす役割」などで展開されることになるだろう。海外からの平和学の権威も講師に予定している。
講座のモデルの一つとして青山学院で行われた「アジアの地域統合を考える」シリーズがある。2017年3月30日に講義録が明石書店から出版された。5月13日(土)の沖縄タイムスに書評が載ったので参考までにご覧いただきたい。

「アジアの地域統合を考える  羽場久美子編著(明石書房)
青山学院大学に鳩山元総理をはじめ駐米大使や元文化庁長官、駐日の中国や韓国大使など錚々たるメンバーを迎えて行われた全15回の講義集だ。サブタイトルは「戦争をさけるために」。ヨーロッパでは独仏の和解が進み、70年以上平和が続いている。戦争に訴えて問題解決を図る国はない。石炭、鉄鋼などの争いの原因を一つ一つ除去する努力を続けてきたからだ。ではアジアではどうか。日中韓の協力が真剣になされれば平和は可能であろう。
在韓国大使も経験した程永華駐日大使(当時)は、中日韓3カ国の大臣クラスの会議システム18をはじめ50を超す3カ国の協力の枠組みが1999年に始まった、と述べる。
ASEAN前事務局長のスリン・ピッツワン氏の発言に注目。「大きな国家から始まり、それから小さな国を引き込んでいったヨーロッパと違い、ASEANの場合は中小規模の国が中国、日本、韓国、オーストラリア、アメリカ、ロシア、EU(ヨーロッパ連合)を対話パートナーの中に引き入れていき、この地域におけるパワー・プレイの支えとなってこの構造を織りなしています。」
青木保元文化庁長官は「この地域はなんと言っても、文化の多様性っていうものが世界でもっとも顕著に見られるところ」と指摘する。たしかにイスラム教徒もキリスト教も仏教徒もヒンドゥー教徒もいる。極東の日本ではお寺も神社も教会もモスクも共存している。料理やファッション、ドラマ、ゲームにもはや国籍はない。東アジアの文化的な繁栄は既に花開いている。問題は政治だ。北朝鮮の核の脅威をひそかに喜び、原子力・軍需産業の拡張を狙う「ムラ」がたしかに存在する。東アジアの発展が、こうした闇に覆われてはならない。
この講座は一般財団法人ワンアジア財団の寄付によるもので、財団は名前の通り、アジア共同体の創成に寄与することを目的としている。これまでに全世界31カ国(地域)で展開されている。日本で53、中国で82、韓国で61の大学で実施、準備中のものをふくめれば日中韓の300大学で講座を提供する。出版は日英中韓ロの各国語版が40冊を超え、知的共同体の構築が成されつつある。
鳩山氏は東アジア共同体を構想する時の中心をむしろ沖縄に置くことを考えたらどうか、と提案した。この発言は2013年だが、翌年には琉球・沖縄センターが開設され活動を開始した。軍事ではなく平和の要石として沖縄を位置付ける。解決の鍵がこの本にある。
              東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長 緒方修」

6月末は離島を巡り講演

鳩山由紀夫、高野孟のコンビで沖縄の離島を回る。6月25日(日)は那覇の沖縄大学、続いて宮古島、石垣島、与那国島。いずれも自衛隊配備で揺れている土地だ。与那国島は台湾まで130キロ。対岸はめったに見えないが雲の上に巨大な台湾の山脈が姿を現す。与那国町と対岸の台湾東部にある花蓮市は姉妹都市提携を結んでいる。花蓮空港にはジェット戦闘機が一機ずつ入る擬装格納庫がずらりと並んでいる。チャーター便で行ったことがある。石垣空港からまっすぐ飛べばすぐ着くのだろうが、いったん北へ向かい南下して1時間くらいかかった。
さて現在、与那国島に陸上自衛隊が配備されているが、いったい何のためだろう?森本敏元防衛大臣に高野孟氏が聞いたところ「北海道で不要になった陸上自衛隊が配備された」。つまりは失業対策。
まさか台湾から戦車が群れをなして与那国島へ襲いかかる、と考えているんじゃないだろうね。20年以上も前になるが、北海道にソ連の戦車隊がどっとやってくる、という記事が毎週週刊誌に載っていた。専門家に聞くと「船が無ければ戦車は運べない。従ってソ連の戦車は来ない!」だと。専門家に聞かなくても常識で分かると思うけど。
与那国町長は地域活性化のために自衛隊に来てもらう、と言っている。呼ばれる自衛隊だって迷惑だと思うよ。カジキ釣り、海底遺跡巡り、ヨナグニサン探索で3日間過ごし、ドクターコトーのロケ地見学や日本最西端の碑まで行っても4日がせいぜい。そこに3年も4年もいて何をするつもりか。失業対策で毎日ラッパ吹いて行ったり来たりして過ごすのかい。家族はどうする?いいことを提案する。隊をあげて中国・台湾や日本本土からの観光客・長期ステイの客の誘致のために邁進するのだ。ツァー募集の企画を隊内で募集し、もちろんろくな企画はあがって来ないので観光専門の大学などに留学させて、マナーもふくめて勉強させた方が良い。観光は最大の平和産業だ。
それにしても仮想敵?の中国がなぜ好き好んでいちいち島伝いに攻めて来る、と予測することが可能なのか。陸上自衛隊は精鋭なる歩兵がそろっているので、その活躍ぶりを見せたいということか。飛車角桂馬の前に歩を並べて勝負する将棋など見たこともない。
沖縄の離島は国境に位置している。アジア各国の交流の場としてふさわしい。
プライベートジェット、スーパーヨット、クルーズ船などが行き交うブルーオーシャンが広がっている。地元の魚や野菜を出すレストラン、与那国馬と遊ぶ牧場、フィッシング、ダイビング、サンセットクルーズを楽しむツァ―、いくらでも可能性はある。砂糖キビから難病の特効薬が出来るという話も聞いた。沖縄の離島に自衛隊は不要。
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